花粉症・アトピーも緩和する?!ホメオパシー事典

2007年8月2日木曜日

遊戯療法とは

遊戯療法(ゆうぎりょうほう。英名:Play therapy)とは、原則として子供を対象に、遊びを主なコミュニケーション手段、および表現手段として行われる心理療法をいう。 遊戯療法は、アンナ・フロイトとメラニー・クラインが子供に精神分析(児童分析という)を応用したところから始まった。 遊戯療法には、精神分析療法や来談者中心療法のように遊戯療法それ自体としての理論は存在せず、精神分析療法や来談者中心療法などの理論が応用され、非常に多様なものとなっている。
主なものに、アンナ・フロイトやメラニー・クラインの児童分析、ヴァージニア・アクスラインの非指示的遊戯療法、デイヴィッド・レヴィの開放療法などがある。

遊戯療法の発展
精神分析からのアプローチ
・ハーマイン・フック‐ヘルムート(Hermine Hug-Hellmuth)
遊びが子供の分析にとって重要であること、子供が自分を表現するための遊具を導入することの重要性を主張した最初の人物である。その背景には、子供が大人ほど自分の不安を言語化できないこと、自分の過去や発達の回想に熱心でないこと、多くの場合、子供が自由連想をすることを拒否したことなどが挙げられる。しかし、Specificな治療アプローチを理論化したわけではなかった。
・メラニー・クライン(Melanie Klein)
プレイ・テクニックを子供の分析手段として6歳以下の子供に用いる。彼女は子供の遊びが大人の自由連想と同様に動機的に決定付けられるとした。分析には大人の自由連想の代替方法としての遊びが用いられる。つまり、遊戯療法は子供の無意識への直接的なアクセスとなるのである。
・アンナ・フロイト(Anna Freud)
アンナ・フロイトは遊びを子供と治療者の間の治療同盟の確立を促すものとして用いた。クラインとは見解が異なるのだが、アンナ・フロイトは子供の描画や遊戯の裏に潜む無意識を解釈する前に子供と治療者のラポールを確立することを重要視したのである。アンナ・フロイトは遊びのすべてをシンボリックなものとして扱うのは懐疑的で、自由連想を改良したものを子どもに用いた。

開放療法
・デイヴィッド・レヴィ(David Revy)
開放療法はある特定のストレスフルな状況を体験した子供に用いられる。レヴィは精神分析的な解釈を不要とし、遊ぶことそれ自体に解除反応効果(抑圧された感情を解放する効果)があるというアプローチを取った。開放療法での治療者の役割は遊戯の場面の展開者となること、子供の不安反応を引き起こすような経験を遊具を通してリクリエイトさせることである。まず、子供は自由に遊ぶことでお遊戯室や治療者と慣れ親しみ、次に、治療者の裁量で子供にストレスを生じさせるような遊具を与える。遊具を通したトラウマ体験の再活性化は子供の苦痛を開放させる働きをする。もう1つの過程においては、子どもが自由な遊びを自分自身で展開していく。”演じきること”、つまり経験を再活性化するプロセスの中で、子どもは遊びを自らの統制化に置き、過去の経験における受動的な役割を”演じさせられていたもの”から能動的に役割を”演じるもの”になるのである。

非指示的遊戯療法
・ヴァージニア・アクスライン(Virginia Axline)
アクスラインはロジャーズの非指示的療法を遊戯療法に取り入れた。非指示的遊戯療法は子どもをコントロールしたり、変えたりしようとはしない、それは子どもはいつ何時も完全な自己実現に向けて邁進しているという理論に基づいている。非指示的遊戯療法の目的は子ども自身による自己認識と自己による方向付けである。設備が整えられた遊戯室のなかで子どもは自分の思うがままに遊んでも沈黙を保ってもよい。そして、治療者は子どもが言ったことを積極的に繰り返すのである。

(出典:ウィキペディア


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