花粉症・アトピーも緩和する?!ホメオパシー事典

2007年6月18日月曜日

鍼の旋撚刺法と送りこみ刺法

刺入
刺入には、鍼を半回転ずつさせながら行う「旋撚刺法」と手の重みで沈めたり、もしくは刺手の母指・示指で送り込むように入れていく「送りこみ刺法」がある。

角度
刺入時の角度については次のようなものがある。
・直刺:皮膚面に対し鍼を直角に刺入する。
・斜刺:皮膚面に対し鍼を斜めに刺入する。約30~60度
・横刺(地平刺、水平刺):皮膚面に対し鍼をほぼ平行に刺入する。

手技
・単刺術:鍼を目的の深さまで刺入してすぐに抜鍼する方法。その際、動揺進退させない。軽い刺激が目的。
・雀啄術:鍼を刺入する時、又は一定の深さまで刺入してから刺手で鍼体か鍼柄を持ち、雀が啄むように上下に進退させる方法。上下動の速さ、深さ、時間などで強刺激や弱刺激にもなる。
・間歇術:鍼を目的の深さまで達したら、半分抜きしばらくしてそこに留め、また前の深さまで刺入し、しばらくそこに留めることを繰り返す方法
・屋漏術:刺入する目的の深さの1/3に達したら、そこで雀啄、さらに1/3刺入し雀啄、目的の深さに達して雀啄というように3回に分けて刺激を与える方法。抜鍼は刺入時とは逆に行う。
・振せん術:目的の深さまで刺入した鍼の鍼柄を刺手でつまみ、鍼を振動させる方法
・置鍼術:1本又は数本の鍼を身体に刺入し、しばらくの間、とどめ、生体の反応を見きわめた後、抜鍼する方法。約15分~20分が目安。
・旋撚術:刺入時又は抜鍼時に鍼を左右に半回転ずつ交互にひねりながら行う方法
・回旋術:左又は右のどちらか一方向に回しながら刺入し、あるいは一定の深さでこれを行う方法。抜鍼時には刺入時と反対方向に回す。
・乱鍼術:複数の術を用いる。
・副刺激術(気拍法):刺入した鍼の周囲の皮膚を鍼管又は指頭で叩き、響きを与える方法
・示指打法:鍼を一定の深さに刺入し、その鍼に再び鍼管をかぶせ弾入のように鍼管の上端を叩く方法
・随鍼術:患者の呼吸に合わせ、刺鍼時=呼気時に刺入し、吸気時に止め、抜鍼時=吸気時に刺入し、呼気時に止める方法
・内調術:刺入した鍼の鍼柄を鍼管で叩打し、鍼体に動揺を与える方法
・細指術:刺鍼しようとする皮膚部位に対し、弾入だけを何回も繰り返し行う方法
・管散術:施術部位に弾入の要領で鍼管の上端を叩打するだけで、鍼を使用しない方法
・鍼尖転移法:鍼尖を皮下にとどめ、押手・刺手とともに皮膚を縦横にまたは輪状に移動させ皮下に刺激を与える方法
・刺鍼転向法:刺入した鍼の方向が間違っていたりした時、一度、鍼を皮下まで引き抜き、新たに方向を定める方法

古代三刺法
『黄帝内経』に記されている技法

九変に応ずる刺法
・輸刺:五行穴、背部の兪穴を刺す方法
・遠道刺:病が上にあれば下に取って、腑兪を刺す方法
・経刺:経脉上の経と絡の間の気血の結集したところを刺す方法
・絡刺:経脉のうっ血したところを瀉血する方法
・分刺:分肉の間(筋間、筋肉の分岐部)を刺す方法
・大瀉刺:鈹鍼で膿を切開する方法
・毛刺:皮膚に浅く刺す方法。半刺や浮刺と同じ
・巨刺:左が病めば右を取り、右が病めば左を取る方法。謬刺のこと。
・焠刺:燔鍼を用いて寒卑を取る方法

十二節に応ずる刺法
・偶刺:1鍼は胸に、1鍼は背部に刺入し、心痺を取る方法
・報刺:病巣部に1度、2度と重ねて鍼を刺す方法
・恢刺:病巣の周囲に廓状に刺す方法
・斉刺:三鍼を等しく刺す方法
・揚刺:散鍼法のこと。
・直鍼刺:皮膚をつまみ上げ、皮膚に沿って刺し、肌肉にはあたらないようにする方法
・輸刺:鍼の出入を軽快にし、比較的深く刺し、取穴を少なくする方法。熱がある場合は瀉す。
・短刺:静かに刺入し、鍼で骨を撫でるようにして骨卑を取る方法
・浮刺:浅く刺す鍼法で、皮膚の寒邪を取る方法。毛刺や半刺と同じ
・陰刺:陰寒を刺し、厥冷(足の冷え性)のある時足の少陰腎経の太谿穴に両側刺鍼する方法
・傍鍼刺:1鍼は経を、1鍼は絡を刺し留痺を取る方法
・賛刺:単刺法で部分まで刺入し、皮下に引き上げ、鍼を動かして取穴を多くし鍼の出入を軽快に行い比較的浅く瀉血することで癰腫を取る方法

五臓に応ずる刺法
・関刺:肝に応ずる刺法。関節付近の筋の端(腱)を直刺し筋の痛みを取る方法
・豹文刺:心に応ずる刺法。血絡において経絡のうっ血を瀉血する方法
・合谷刺:脾に応ずる刺法。鶏の足状に分肉の間に刺して肌肉に疫れを取る方法
・半刺:肺に応ずる刺法。浅く刺し速く抜くことで皮膚の邪気を取る方法
・輸刺:腎に応ずる刺法。骨の付近まで深く刺し骨の痛みを取る方法


(出典:ウィキペディア

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